36枚撮影後、72時間待たないと写真が出来上がらない本当の意味のフィルムカメラアプリ「Tomo」

2015.04.14Apps

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デジタルで失われた緊張感を取り戻すアプリ。念のため説明しておくが、デジタルカメラが登場する以前は、フィルムに像を焼き付けることで写真を撮っていた。その場で確認することもできなければ、実際に写真を得るには現像に出す必要があり「撮ったその場でシェア」などとは程遠い装置であった。iOS用カメラアプリ『Tomo』はそんなフィルムカメラをシミュレーションしたアプリだ。といってもフィルムの質感や色合いを表現するという意味ではなく「36枚撮りフィルムを使い切って72時間の現像完了まで写真を確認できない」というフィルムカメラを扱う制限を再現している。作者が指摘する通り、iPhone登場以降あまりにも気軽に写真が撮れるようになり、1枚当たりの写真のありがたみは希薄化してしまったかもしれない。このアプリでは小さなファインダーを覗くような撮影感覚で、1枚1枚のフィルムが消費される感触が再現されている。1枚ずつカウントアップされる数字がなんとも懐かしい。

公式サイトではアーティストによる作例も紹介されている(もちろん36枚で1つの作品である)。iPhoneの登場以降、「写真」という言葉の持つ意味はすっかり変容してしまった。このアプリはフィルムカメラが持つ意味合いのすべてを再現しているわけではないが、シャッターを切る緊張感や、写真が出来上がることを待ちわびるような気持ちを少しだけ思い出させてくれるはずだ。

Via.36枚撮りのカメラアプリ | Tomo

今や "写ルンです" で写真を撮ることが「上質な生活」なんだって。
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